【本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています】
【免責事項や注意事項など】を、必ず最初にご確認下さいませ。
Morganite
緑柱石(りょくちゅうせき)
ローズ・ベリル、ボロビエバイト、ピンク・ベリル、(旧名:セシウム・ベリル)
ピンク・アクアマリン(?)
Be3Al2Si6O18
六方晶系
― ― ―
ω1.566~1.602、ε1.562~1.594
2.71~2.90
ガラス光沢
ブラジル、アフガニスタン、マダガスカル
ピンク色、淡赤紫色
7.5~8
フランスの化学者ルイ・ニクラウス・ボークランが1798年に、淡い緑色系の石の中から「ベリリウム(Be)」元素を発見し、ベリリウムを含む鉱物は「ベリル」と呼ばれるようになりました。
歴史的に様々な事情の影響を受け、現在では赤色~ピンク色系のベリルは、色や成分により下記のように分類されています。(注:一部、諸説により、分類や判断基準や名称が異なることがあります。)
名称 | 主な色調 | 主な色因 | 別名など |
レッド・ベリル | 赤色 | マンガン | ビキシバイト、ビクスバイト、ビックスバイト等 |
モルガナイト | ピンク色 | マンガン、セシウム | ローズ・ベリル、ボロビエバイト、ピンク・ベリル |
セシウム・ベリル | ピンク色 | セシウム | (ピンク・ベリル) |
ペツォッタイト | 濃いピンク色 | セシウム、リチウム | ラズベリル、ピンク・ベリル |
モルガナイトは、アメリカ合衆国の銀行家で宝石愛好家のジョン・P・モルガンの名前に由来します。
原石は淡い緑色や無色やピンク色やオレンジ色の色調がありますが、「モルガナイト」という名前で市場に流通しているのは殆どがピンク色や淡い赤紫色の色調です。
モルガナイトの色調は、セシウムやマンガンが因るものといわれています。
長期間、太陽光に照射されると橙色に変色すると言われていますので、お取り扱いや保管等にはお気を付けくださいませ。
似たような色調のベリルは、上記の表のように分類されていますのでお役に立てば幸いです。
例えば、「ペツォッタイト」は2003年に新鉱物として承認されたので、現在でも色々とこんがらがっている(笑)ことがあります。(過去の基準で分類している販売業者もいるようです。)
また、「ピンク・ベリル」という名称は、「モルガナイトの別名」でもあり「ペツォッタイトの別名」でもあるため、結局どの石のことなのかをよくご確認くださいませ(場合によっては「セシウム・ベリル」の別名の可能性もあります)。
さらに判断を難しくしているのが、基本的に「色調は主観的なもの」の為、同一石でも鑑別機関や販売業者によっては、異なる見解(異なる名称の石)となる場合もございます。
モルガナイトのことを「ピンク・アクアマリン」と称している場合がありますが、なんとも微妙なネーミングかなと個人的には思います。
― ― ―
チャーミング、気立ての良さ
3月3日の誕生日石
【免責事項や注意事項など】
●詳しい免責事項や注意事項などをこのリンクの先のページに記載しておりますので、必ず最初にご確認くださいますようお願い申し上げます。
・弊社のWEBページのアドレス(URL)は、文字列の先頭が下記の3種類のいずれかから始まります。
https://www.rakuten.co.jp/tanodiamond
https://store.shopping.yahoo.co.jp/tanodiamond
・上記以外の場合は弊社のWEBページではなく、楽天市場様やヤフーショッピング様やアマゾン様やその他のWEBページとなります。
・「各リンク先のページ等」や「各リンク先のキーワード検索結果のページ等」に、「違う(間違っている、異なる)お品物等」や「関係無いお品物等」が表示されている場合がございます。
・ 記載内容(鉱物学的データ、特性、特徴、特色、効果、効能、意味、石言葉など)は伝承や関連書籍を基にしておりますが、記載内容(鉱物学的データ、特性、特徴、特色、効果、効能、意味、石言葉など)を保証するものではありません。同じ石なのに書籍などにより異なる鉱物学的データ、特性、特徴、特色、効果、効能、意味、石言葉などが記載されていることが多々あります。話のネタ程度にお考え下さいませ。
・ 項目(鉱物学的データ、特性、特徴、特色、効果、効能、意味、石言葉など)によりましては、不明や判らない等の場合がございます。
・以上、全て自己責任にてご利用下さいませ。
・予めご了承、ご了解の程、宜しくお願い申し上げます。