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Maxixe Beryl
緑柱石(りょくちゅうせき)
マシシ・ベリル
― ― ―
Be3Al2Si6O18
六方晶系
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強い青色系
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フランスの化学者ルイ・ニクラウス・ボークランが1798年に、淡い緑色系の石の中から「ベリリウム(Be)」元素を発見し、ベリリウムを含む鉱物は「ベリル」と呼ばれるようになりました。
歴史的に様々な事情の影響を受け、現在では青色~緑色系のベリルは、色や成分により下記のように分類されています。(注:一部、諸説により、分類や判断基準や名称が異なることがあります。)
名称(別名など) | 主な色調 | 主な色因 |
ヘリオドール | 黄緑色 | ― ― ― |
エメラルド | 緑色 | クロム(またはバナジウム) |
バナジウム・ベリル | 緑色 | バナジウム |
グリーン・ベリル | 緑色 | バナジウムまたは鉄 |
マシーシェ・ベリル(マシシ・ベリル) | 青色 | 放射線照射(自然界) |
マシーシェ・タイプ・ベリル | 青色 | 放射線照射(人為的) |
ブルー・ベリル | 青色 | 放射線照射(人為的) |
アクアマリン | 海水青色 | 鉄 |
マシーシェ・ベリル(マシシ・ベリル)は、1917年にブラジルのミナスジェライス州のマシーシェ鉱山から発見された濃青色のベリルのことを言います。
色因は、自然界の放射線による照射によるものとされています。
しかしながら、光や熱に対して非常に不安定なためごく短時間で退色してしまい、ジュエリーとしては普及しませんでした。
おそらく、現在ではナチュラル(天然)で濃青色のマシーシェ・ベリルは、ほぼ存在していないと思われます。
また、もし入手できても保管方法が思いつきません。見れば見るほど退色してしまうので見ることもできないかもしれません。
1973年頃、マシーシェ・ベリルに似た色調のベリルが現れ、一部では「アルバニータ・アクアマリン(Halbanita Aquamarine)」と呼ばれていました(アルバニータ・アクアマリンは、ブラジルのアルバ社で処理されたブルー・ベリルの商業名です)。
これらの石は、天然のマシーシェ・ベリルとは異なり、人工的に放射線を照射して色調を濃青色にしたベリルとなります。
このような石のことを「マシーシェ・タイプ・ベリル」と呼びます。
このマシーシェ・タイプ・ベリルも短時間で退色するため注意が必要です。
ブルー・ベリルとは、濃青色~暗青色の色調を有するベリルのことです(ただし、アクアマリンは除きます)。
放射線照射処理がされています。
色が退色するかどうかは不明ですので、ご購入の際などは販売店舗等にお問い合わせ頂ければと思います。
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